2019年 神社巡り No.05 (189)

【四社大神(旧村社)】 佐倉市小竹

 二月十七日の日曜日、うちの奥さんと娘はダンスのビデオ撮りで、朝から出掛けて行った。息子は午後一時に近画像くまでバスが迎えに来て、サッカーの練習。
「多分それまでに帰って来るけど、間に合わなかったら一人で支度をして行って」
 と、母親に言われていた。
「もう一人で大丈夫だから、どこか出掛けていいよ」
 昨日収穫した金柑を中村食堂に持っていくぐらいで、特に予定も考えていなかったが、たまには家で自由にしていたいだろうという親心を見せて、私も出掛けることにする。
 今日の占いカードは、クラブの9(対立の兆し)。あまり人と関わらない方が良さそうだ。このカードの方角は「北」、我が家から北に向かってMAPをスライドしていくと、ユーカリが丘辺りに「四社大神」という神社に行き着いた。

 十時半、流石に学習能力が働いたのか、バイクではなく車を出してきた。ただ残念なのは、中村食堂に金柑を持っていく都合上バイクでは運べなかっただけで、学習能力が働いたと思ったのは後になってからだった。中村食堂を十時五十分頃出発する。泉自然公園を抜け、四街道を縦断して佐倉に行くようなイメージを持って、ナビに住所を入力。走り始めてすぐ、全く違う道をナビゲートされていることに気付く。面白そうだからその通り走ってみると、R16(高速の側道)から穴川に抜けそのままR16を上って行くルート。横戸を右折して志津からユーカリが丘へ到着する。久しぶりに高層マンション群を見たが、この街は住みやすいのかといつも思う。さてナビだが、私の軽ワゴンも入れないような細い藪の中を走れと指示する。流石に無理だとわかるので、スマホのMAPに切り替えるが、こちらも同じ道を指している。指示されている道はご辞退申し上げ、迂回して車が通れそうな道を走って行くと言っても、かなり道幅は細いのだが、十二時頃迷いに迷った挙句漸く神社に到着した。

画像 車を停められそうな神社の脇のスペースには、軽トラが一台。拝殿も開け放たれて、中には灯が灯っている。誰か、空気の入れ替えにでも来ているのかと思いながら、神社の規模には不釣り合いに見える巨大で立派な標石と、赤い鳥居が印象的な神社だ。拝殿の横の集会所みたいな建物に、先輩方が何人か出たり入ったりしているので、今日は何か行事でもあったようだ。
 狛犬・常夜燈・常夜燈・狛犬の順に、参道を挟んで二対ずつ並んでいて、その先に立派な拝殿となる。本殿左横と裏に境内社、手水舎に水が無いのが残念なところだが、境内も掃き清められていて中々良い神社だ。私が危惧していたのは、山の中でポツンと寂しい神社だが、神社の正面には民家もあり、人が出入りしていたのでホッとした。

 しかし、あの高層マンション群や住宅地の方から入って来たので、この静寂な境内の雰囲気は何だろう。右にある竹藪が、風に吹かれて音を出すぐらいで、なんと落ち着く場所なんだろう。

 小一時間、ビデオ撮りをしたりしていたが、なんとも気持ちが良かった。
 
 帰りは違う道に出たが、この神社を堺にまさに農村の中を通って、高層マンション群に戻って行く道順だった。おゆみ野も住宅街の100m先は田んぼだが、こちらも同じような感じだった。

 どんどん山が削られ、人のエリアが広がって、動植物との共存が出来なくなっている一方、空き家が増え続けている現状もある。もう少し、考えた都市開発が出来ないモノだろうか。資源は有限だし、手を広げても住む人が減少し始めているのに、この国は一体どこに向かっているのだろうか。私が心配しても、何の役にも立たないのだが。
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