2019年 神社巡り No.04 (188)

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【秋葉神社・昆陽神社(無格社)】 千葉市花見川区幕張町

 三か月ぶりの休みを貰ったが、朝から冷たい雨。
「さて、出掛けるか」
 という気にもならず、気合が入らない。
 雨は九時頃には上がって、折角の休みだしフラフラ出掛けたい。行くところも思いつかないし、一緒に出掛けてくれる人も居ないので、ネットで近場の神社を検索し、幕張にある昆陽神社まで行ってみることにした。

 九時半前に、雨を気にしながら原チャを引っ張り出してくる。月曜日にあんな寒い思いをしたのに、学習能力が無いのか同じ体験を繰り返す。今日は曇天でもっと寒いというのに、何の修行だか自分でやっていて苦笑いと鼻水しか出て来ない。
 R14を上り、京成幕張駅を目指して45分。長年千葉に住んでいるが、幕張の駅に来たのは初めてだ。駅前に到着して神社の位置を確認するまでもなく、真ん前が昆陽神社だった。
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 昆陽神社の鳥居を潜り、一段高い広場に上がると目の前に社殿が二つ並んでいる。黄色いお揃いの帽子を被った就学前の子供たちが、二人の先生に引率されて楽しそうに走り回っている。向かって右が『秋葉神社』で、左が『昆陽神社』だ。ビデオを三脚に取り付けて準備をしていると、
「さあ、そろそろ行きましょう」
 と、子供達は帰って行ってしまったので、駅から見ると変なオッサンが三脚立てて、何でビデオなんか録っているんだと思われるだろう。そんなことを気にしていたら、写真もビデオも撮れやしないのでその辺りは気にしないしもう慣れっこだ。

 昆陽神社の主祭神は、江戸時代将軍吉宗の命により、この地で薩摩芋の試験栽培に成功した青木昆陽。つまり甘藷先生だ。その後幕府の事業として薩摩芋が普及し、天明の飢饉を乗り越えることになる。
 広場の左側(多分西側)にもう一つ鳥居が立っていて、こちらは『秋葉神社』の鳥居。参道もあり、燈明塔や狛犬もこちら側には揃っている。よくよく調べてみると、こちらの神社は秋葉神社で、昆陽神社は境内社とのこと。確かに、社殿も少し小さく造ってはある。
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 秋葉神社の主祭神は、『火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)』という「火」の神様。御神徳は火の幸を恵み、悪火を鎮め、諸厄諸病を祓い除く。火災をはじめ盗難除・百災消除・延命長寿・火防開運と、境内にある秋葉神社由緒に書いてあった。

 大きさがほぼ同じ社殿が並んで建っているのも珍しいのだが、辺りを見渡しても木が1本も生えていない神社というのは、かなり珍しいというか、延べ188か所の神社を巡って来て、初めて見た光景だった。

 昆陽神社の鳥居の反対側に、青木昆陽甘藷試作地があり、看板と記念碑のようなものが建っている。青木昆陽は何か所かで甘藷の栽培を試みたが、成功したのはこの幕張の地だけだったそうだ。飢饉ではないけれど、戦争当時も芋を食べていたと聞くので、甘藷先生の業績は素晴らしいということだと思う。

 しかし、寒かったなあ。早く春にならないかなあと言いたいところだけれど、こんな日に原チャで出掛けて行く方が問題だよな。

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